叢書 新文明学1 大衆社会の処方箋―実学としての社会哲学

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叢書 新文明学1 大衆社会の処方箋―実学としての社会哲学

 著者: 藤井聡、羽鳥剛史  ジャンル: 現代, 社会批評  出版社: 株式会社 北樹出版  出版年月: 2024  ISBN: 978-4779303920  ページ数: 349
 感想:

叢書 新文明学1 大衆社会の処方箋―実学としての社会哲学, 藤井聡, 羽鳥剛史(著), 株式会社 北樹出版, 2014. (Amazonリンク)

オルテガの大衆の反逆をベースにして、実証的に日本の大衆社会化を分析し、それに対する処方箋を検討する本でした。

大衆は傲慢性と自己閉塞性からなると定義されているようですが、自分自身は全く傲慢ではないですが自己閉塞的だと自覚しているので、
割と耳が痛い話ばかりでした。

大修化がほぼいきわたった現在の日本社会においては、本書の後半で触れられていたように、
いかに社会から距離を取って、非大衆的集団の中に身を置いて生きるのかが対峙なのかなと感じました。

Matephysi評価
★★★★☆


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