ギリシア哲学30講 人類の原初の思索から(上) 「存在の故郷」を求めて

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ギリシア哲学30講 人類の原初の思索から(上) 「存在の故郷」を求めて

 著者: 日下部吉信  ジャンル: 古代哲学, 現代哲学  出版社: 株式会社 明石書店  ISBN: 978-4750347424  ページ数: 424
 感想:

ギリシア哲学30講 人類の原初の思索から(上) 「存在の故郷」を求めて, 日下部吉信(著), 株式会社 明石書店, 2018. (Amazonリスト)

古代ギリシア哲学がご専門の立命館大学名誉教授日下部先生の講義を基に作成された本です。

難しいテーマながら、非常になじみやすい言葉で書かれており
読む苦労はありません。
むしろ、進んで読んでしまうほどおもしろい。

手元には古代ギリシアに関する本でまだ読み終わっていないものがたくさんありますが、
存在という観点から補助線を引く本書は、
それらの古代ギリシア時代の古典の理解にも役立ちそうに思えます。

古代ギリシアからニーチェ、ハイデガーに至るまで思想の旅に出ることができる最高の本です。

哲学や存在に興味がある人はご一読ください。

Matephysi評価
★★★★☆

2024年5月10日


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