デカルトからベイトソンへ 世界の再魔術化

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デカルトからベイトソンへ 世界の再魔術化

 著者: モリス・バーマン  ジャンル: 科学哲学, 近代哲学  出版社: 株式会社 文藝春秋  ISBN: 978-4163910215  ページ数: 450
 感想:

デカルトからベイトソンへ 世界の再魔術化, モリス・バーマン(著), 柴田元幸(訳), 株式会社 文藝春秋, 2019. (Amazonリスト)

ベーコンやデカルトから始まった近代科学
その最大の特徴は、再現可能性と説明可能性

それらがもたらした影響には良いものも多いが、
しかし、その合理性の枠の中に閉じ込められてはいないだろうか。

さらに、プラトンから続く主観的理性主義の世界観では汲み取れない世界の存在はどう理解すればいいのだろうか。

魔術的だった世界が科学によって脱魔術化されたが、
それによって見逃された世界の美しさを再認識する価値観を目覚めさせる
すなわち、世界を再魔術化しようとする本書は非常にエキサイティングでおもしろい。

特に工学部をはじめとする理系を自負する学生には読んでもらいたい。

Matephysi評価
★★★★★

2024年5月10日


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