Ph.D取得を目指す大学院生のブログ
奇跡を考える, 村上陽一郎(著), 株式会社 岩波書店, 1996. (Amazonリンク)
奇跡と聞くと、予想だにしていなかった驚きの出来事を連想するかと思います。
そのような日常感覚的なものから宗教的なものまで、 奇跡がこれまでどのように捉えられ、特に近代科学が成り立つまでの流れの中で どのように扱われてきたのかを論じた本でした。
中世から近代にかけての科学史を丁寧に記述してくれていたので、 非常に勉強になりました。
Matephysi評価 ★★★★★
2024年11月13日