物理講義, 湯川秀樹, 株式会社 講談社, 1977. (Amazonリンク)
素粒子物理などで世界的に有名で、かつノーベル賞受賞者の湯川秀樹先生の講義録です。
学生に向けた講義を文字起こししただけあって、
非常に砕けた表現も多く親近感が沸く本でした。
古典力学を中心とした前半部は非常にわかりやすかったですが、
徐々に素粒子や量子論の議論を深めていく後半部は難しかったです。
しかし、注釈も多く、勉強になる本です。
本書のように、世界的に有名な学者さんの講義を追体験できるのは幸せだなあと感じました。
物理や量子物理へのモチベーションが上がること間違いなしです!
Matephysi評価
★★★★☆
2024年11月13日