知識人とは何か, エドワード・W・サイード(著), 大橋洋一(訳), 株式会社 平凡社, 1998. (Amazonリンク)
この本を通して、学者や知識人はどうあるべきかという心構えを学ぶことができました。
普遍性を追求しながら、自分自身は常にその普遍の偉大さに圧倒され、
いつまでたっても普遍語りのプロにはなれず、常に素人でいることを強要される。
自身の知識や経験に胡坐をかいて驕らず、
自分の限界に常に向き合い、それを乗り越えようと格闘するものとして生きていきたいという思いを強くしてくれる本でした。
Matephysi評価
★★★★☆
2024年9月27日