自由からの逃走, エーリッヒ・フロム(著), 日高六郎(訳), 株式会社 東京創元社, 1951. (Amazonリスト)
修士1年の時に読みました。
その時に受けた強い衝撃を未だに覚えています。
表向きはペコペコしながら裏では文句を言う
改善点があるなら直接言えば?というと拒絶される
この人たちほんとに何なんだろう。
嘘つきなのかな
我慢強いのかな
奴隷・社畜根性でも鍛えたいのかな
自分にはできないし本当に理解が出来ない
そんな混沌とした感情の時に本書を手に取りました。
文句を言いながらも、本当に解放される自由から逃走することで安心感を得るという精神
その存在を知ることが出来ました。
そしてそのような在り方でいいのかと、自問自答できるようになりました。
読んでよかった本です。
Matephysi評価
★★★★☆
2024年5月10日